CHECKUP妊婦健診

CHECKUP妊婦健診

妊婦健診

妊婦健診は正式には妊婦健康診査といい、妊娠されたママとお腹の赤ちゃんの健康状態を確認する制度です。 妊娠を届け出ると、母子健康手帳と同時に14回分の妊婦健康診査受診券も受け取れます。 当院はこの妊婦健診にも対応しております。妊娠中のママと赤ちゃんの健康を守る大切な健診ですので、以下の流れにそって必ず必要な時期に受診するようにしましょう。

妊婦健診の流れ

当院では、妊婦健診は完全予約制度となっております。以降は健診時に次回の予約を承っております。 妊娠が確定して予定日の決定があり、母子手帳が発行されます。そのさい、妊婦健診の受診票が14回分発行されます。

妊婦健診について

ママのからだに異常がないか、赤ちゃんの発育は順調か等を調べる大切な診察です。
予定日が決まったら予約診療となります。
それまでは受付時間内にご来院ください。(電話や来院時またWEBから来院予定日、予定時間をお知らせいただくこともできます。)

予約の変更はお電話またはWEBで行って頂けます。

  • 妊娠11週(~3ヶ月まで) 2週間に1回
  • 妊娠12~23週(4~6ヶ月) 4週間に1回
  • 妊娠24~35週(7~9ヶ月)2週間に1回
  • 妊娠36週(10ヶ月から)1週間に1回

健診の内容

  • 血圧測定・体重測定・尿検査
  • 医師による超音波での、胎児発育検査及び診察
  • 診察後、助産師による個別面談(妊娠中の様々な不安や気になること等、遠慮なくお話下さい)

※妊婦健診の間、お子様は無料で託児所を利用して頂けます。
(お子様の体調がすぐれない場合は、ご利用いただけません)

※日頃から気になること、心配なこと、質問があれば医師や助産師・看護師に気軽にお尋ね下さい。
※健診日に限らず、出血・腹痛などに気づかれた時は早めにご連絡ください。

託児室のご案内

当院別館2階に保育士がお預かりする託児所もあります。3~4ヶ月の首が座ったお子様からご利用いただけます。有料でのお預けの際は前日までにお電話にて予約をお願いいたします。無料でのご利用の際には予約不要です。お気軽にご利用ください。健診の時や入院中も上のお子さんをお預かりすることもできます。

内容 料金
外来診察・妊婦健診・母親学級・歯科検診・手と手の会 無料
乳房外来・おでかけ 500円(1時間)(税別)
入院中 1000円(1日)(税別)

希望者には昼食も準備いたします。300円(税別)※要予約

持ち物

おむつ・着替え・ミルク、飲み物・おやつ等・その他お子さまに必要なもの

microSDカード録画のご案内

診察中に写る赤ちゃんの超音波映像をmicroSDカードに残しませんか?
院内は撮影禁止ですので、毎回の健診・出産時の赤ちゃんの様子を医師・スタッフが撮影いたします。 ご家族に見て頂いたり、赤ちゃんの最初の成長記録として、一生保存できます。
ご希望の方は健診の際にスタッフにお伝えください。

費用
microSDカード込 3,500円(税別)

※毎回の健診時に持参してください。
※ 当院では健診時のデータは保存しておりません。
出産時の映像のみ出産後3ヶ月まで保存しております。
何らかの不具合が生じ消える事がありますので、必ずご自宅でバックアップをお願いします。
※代金は入院費に含めさせて頂きます。

次の様な症状がある場合には妊婦健診を待たず早めにご連絡下さい

  • お腹の痛みが続き硬い感じがある、お腹が張りやすい
  • お腹をこわした時のような痛みがある時
  • 赤ちゃんの動きが少ない、またはないと感じる時
  • 出血があったり、おりものが多いと感じる時
  • 破水の時はもちろん、破水かどうか分からない時
  • 背中や腰が突然痛くなった場合
  • 気分が悪い時
  • その他気になること

※症状がある時は、自分で運転するのは止めましょう。
※ご不明な点については、お気軽にスタッフにお尋ねください。

妊娠中の検査のご案内

妊娠すると母体に様々な変化が出てきます。また、感染症の検査を行い母子感染を防ぐ必要があります。
当院では次のような検査を行っています。
ご不明な点についてはお気軽にスタッフにお尋ねください。

不規則抗体 血液の中の赤血球を壊す抗体を調べます。 妊娠や輸血により体内で産生される場合があります。 新生児溶血性疾患の原因になる場合があります。
梅毒血清反応(2項目で判定) 無治療の場合は流産・死産率が上昇。また赤ちゃんが先天梅毒になる 可能性があります。 早期治療を行うことで先天梅毒の防止効果が高くなります。
HCV抗体 C型肝炎ウイルスの検査です。 早期発見し、母子感染(胎内感染・出産時の産道感染・母乳哺育による 感染)を防ぐのが目的です。
HIV抗体 エイズの原因ウィルスを検査し、適切な母子感染予防対策を取る事で 母子感染率を低下する事が出来ます。
風疹ウィルス抗体 妊娠初期に風疹にかかると、障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性が高くなります。 抗体価を測定して感染予防に努めましょう。
HTLV-1抗体 ATL(成人T細胞白血病)という血液ガンの原因ウイルスの検査です。 母乳により赤ちゃんに感染する可能性があります。
貧血検査 貧血があると、赤ちゃんの発育に影響が出る場合があります。 また陣痛が弱くなったり分娩時の出血が多くなる可能性もありますので、早期治療・日頃の食事が大切です。
血糖検査 妊娠すると血糖値が上がりやすくなります。 妊娠糖尿病になると赤ちゃんの発育に影響が出る場合があります。 当院では妊娠初期と中期に測定します。
クラミジア抗原(おりもの検査) クラミジアは感染しても気づかない事があります。 無治療では早産の原因となり、また自然分娩を行った場合には産道を 通ることで赤ちゃんに感染する可能性があります。(産道感染)早期 治療が大切です。
GBS検査(B群溶連菌:おりもの検査) 外陰部にGBS菌(B群溶連菌)が存在することがあります。 大人は治療の必要がありませんが、分娩時に産道感染が引き起こされると赤ちゃんの抵抗力が弱いために肺炎や敗血症を引き起こす事があります。

検査時期のご案内

12週前後 血液型、不規則抗体、梅毒血清反応、HBs抗原、HCV抗体、 HIV抗体、風疹ウィルス抗体、HTLV-1抗体、貧血検査、血糖検査、クラミジア抗原、子宮頸がん検査
※血糖は随時血糖検査になります。予約の2~4時間前までに食事を済ませ、 水のみにしてご来院ください。
18週以降 胎盤位置、子宮頚管長確認
27~28週 貧血検査、糖負荷検査、心電図検査
※検査当日食事可ですが、果物や砂糖を多く含んでいるものは避けてください。 糖水接種60分後に検査となります。
35週以降 GBS(B群溶連菌)検査
36週 貧血検査
37週以降毎回 NST検査

妊婦健診の料金について

基本健診(公費の健診)には、以下の項目が含まれます。

  • 再診料
  • 外来管理加算
  • 妊婦健康指導
  • 尿化学検査
  • 外来栄養食事指導

※ 当院では健診の超音波検査をサービスで行っております。
保険適応等で料金が発生する場合があります。

以下の項目は自費での検査となります。

項目 費用
胎盤位置、子宮頚管長確認 1,000円(税込)
糖負荷検査 貧血検査と同時の場合 500円(税込)
糖負荷検査 それ以外の場合 1,500円(税込)
心電図検査 1,500円(税込)
36週貧血検査 1,600円(税込)
NST検査 1,000円(税込)
 保険適応の場合はこの限りではありません。
 料金について不明な点は、受付スタッフへお尋ねください。

超音波検査

妊婦さんの超音波検査は、画像(静止画像)や映像(動画)でお腹の中の赤ちゃんの様子がわかるため、ママにもご家族にも人気が高いものです。ママの子宮や卵巣に病気がないかどうか、赤ちゃんがどのように育っているのかを目で視て診断できます。 当院では、4D(立体動画)までを確認できる最新の装置をつかって、検査の状況によって2D(静止画像)、3D(静止立体画像)、4D(立体動画)と使い分けながら、この大切な検査を行うことができるようにしています。

2Dエコー検査

2Dエコー検査は、縦横情報だけの静止画像ですが、そのぶんママのお腹の状態、羊水の量や血流の状態、赤ちゃんの推定体重や頭の大きさなどを計測しやすいというメリットがあります。

4Dエコー検査

4Dエコー検査は、3D(縦×横×奥行)の情報に時間軸の情報を加えたもので、リアルタイムの立体動画になります。 実際にお腹の中の赤ちゃんが動いている姿が鮮明に写り、体位をかえたり指しゃぶりをしたり、運がよければ笑うところまで写ることもあります。 また、恥ずかしがり屋の赤ちゃんでなかなか顔を見せてくれないこともあります。動画をmicroSDカードに記録しお渡しすることもできます。(有料となります)
詳細な検査は2D画像で行いますので、赤ちゃんの様子をみるときに適宜4Dに切り替えるなどの方法で検査を行っています。

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